＊　数ある商品の中からご覧いただきありがとうございます。
名工　内間直樹氏　製作の小与那城型(クーユナー)三線が入荷致しました。
塗装工　比屋根良章氏。
作品の棹材は南洋黒檀カマゴンになります。黒檀は国産でも外国産でも県内に入荷するものの規制が,かかっていて現状では数が少ない為,貴重と言えます。この材は規制前に入ってきた二十年前の材を十年間寝かしたもので完成したのは棹の心に記載していますように令和五年四月三日です。
塗装は令和五年五月十日に仕上がりましたので新品の作品となっております。
＊　内間直樹氏は明治の名工である喜屋武盛朝氏から四代目に当たります。この三線の棹のタマイの取り方にも名工　喜屋武盛朝氏の特徴が良く出ています。明治時代の流れを感じさせる作風となっています。棹の心には作者の直筆サインがあります。内間直樹氏は十九歳から三線製作に携わり三十歳で本格的に三線製作を専業で始め,お客様を師と仰ぎ助言や提案を受け入れることや製作に積極的に電動工具を導入することによってお客様に喜んでもらえる良い作品を作れる様努力しています。本人曰く,「私はまだまだで死ぬまで勉強です。」と述べて,三線製作の奥深さや探究心を大切にしています。
＊　透明スンチ塗りで仕上げておりますので美しい杢目が見られます。棹の重さは407gです。
＊　今回のチーガの皮張りは内間直樹氏によってなされたものです。皮は厳選した錦蛇の本皮一枚張りで張り具合は表が八分,裏が六分となっており, 木枠材はチャーギ(イヌマキ)とケヤキの組み合わせです。ティーガ(胴巻き)には八重山ミンサー織りを装着しています。
＊　音色については今回製作した棹は南洋黒檀にしては柔らかさが特徴で,本張りチーガが音を良く引き出しています。
＊　与那城型とは,王府時代に活躍した名工真壁里之子のお弟子さんに与那城さんと言う方が先生から独自のデザインを考案する様に言われてできたデザインです。略してユナーと言われています。真壁と比べて糸蔵が長く棹が太めです。その為古典,八重山民謡をなさる方に人気のあるデザインです。地元沖縄では真壁の次に人気があります。
＊　安心輸送の為新品のアルミハードケースをサービスでお付けして送らせていただきます。(棹立ては付属しません)。
＊　送料込みの価格となっております。
＊　内間直樹氏の製作した小与那城型三線の音色と製作動画をYouTubeにアップさせて頂きました。下記のURLから沖縄三線　名工　内間直樹氏　カマゴン棹製作動画①ー⑬と小与那城型カマゴン三線の音色と出ますのでご視聴いただけたら幸いです。
＊　最後まで読んで頂きありがとうございます。お気に召されましたら入札のほうどうぞ宜しくお願い致します。


http://www.YouTube.com/@kurochako222

（2023年 6月 1日 23時 19分 追加）
こちらから音色をご視聴下さい
https://youtu.be/v4gFr1hKk90