ヘッド裏のシリアルから1966年製と思われるGibson ES-330TD Cherryです。
十数年前に完全ジャンク状態で手に入れ、自分で気になる部分を直して使用していました。

手に入れた時点で以下の状態でした。

・ネック折れを修復してスティンガーヘッドのように再塗装した形跡があった(折れた箇所の形状が不自然)
ナット裏とジョイント付近が黒塗りされています
シリアルはかろうじて刻印がわかるような状態です

・ES-330では見たことがないクラウンインレイがあり再塗装した形跡があった

・ブランコテールピースが無くボディトップに板バネ用と思われるテールピースがねじ止めされていた

・リアピックアップが断線、ボビンにも割れがあり使用不可(黒いボビンでした)

・フロントピックアップは使用可能(クリアボビンでした)

・アッセンブリーはガリやノイズあり
オリジナルなポットはCTSの65年製と思われます。

・ピックガード欠品

・fホール内にラベル無し

・フレットの摩耗や塗装のヤニ汚れなど全体的にダメージが多い


上記の様な状態でヴィンテージとしての価値は低いため、自分で使用するために自分でカスタマイズをしました。

●フレット交換、ナット交換を自分で行いましたが、バインディングの割れや指板面の細かな欠けなどあり全体的に粗い仕上がりです。

●ブリッジをゴトー製に交換、Bigsby B7取り付け
ブリッジのセンター位置などにも問題があったためスタッド穴の開け
し直しもしています。元の穴は埋めずにそのままで、弦アースを取るために、テールピース付近の空いた穴からアース線をBigsbyに噛ませています。

●リアピックアップをLindy Frarinに交換
フロントピックアップと位相が合わなかったためマグネットの向きを入れ替えた記憶があります。

●アッセンブリー一式交換
定番のSwitchcraftとCTSのパーツに交換しました。
コンデンサーは記憶が定かではありませんがオリジナルを流用したような気がします。

●ピックガードを自分で製作し取り付けました。
手作業で削り出したので仕上げも粗いです。
ブラケットの穴など開け直しています。

●ペグをゴトーのマグナムロックに交換しています。

●ストラップピンをシャーラーロックピン互換タイプに交換しています。


現状でとりあえず演奏できる状態にはなっています。

ただし上記のリペア、カスタマイズは全て自分で行ったものですので、プロクォリティのものではありません。
あくまでジャンク品を素人レベルで再生したものとお考えください。

ジャンク品ということで落札後のキャンセルはお断り致します。

交換したペグ、ブリッジ、ピックアップ、ポット、トグルスイッチ、ストラップピン付属します。
エピフォンのハードケースに入れてダンボールに入れて発送します。