カラー:
サイズ:
型式 | 38cmコーン型ウーファー |
インピーダンス | 8Ω |
最低共振周波数(fo) | 17Hz~29Hz |
再生周波数特性 | fo~1kHz |
最大入力 | 80W |
定格入力 | 40W |
出力音圧レベル | 99dB/W/m |
クロスオーバー周波数 | 1kHz以下 |
Qo | 0.28(fo:23Hz) |
総磁束 | 280,000maxwell |
磁束密度 | 11,100gauss |
等価質量 | 75gr |
バッフル開口 | 335φmm又は389φmm |
外形寸法 | 直径426x奥行154mm |
重量 | 10.5kg |
→はじめに
!!下記の文章を全てお読み頂き、ご納得ご了承された方のみ、当該オークションへご参加ください。
オークション参加された皆様はオークション形式の便宜上、
全て、ご了承されたものとみなさせて頂きますので、
ご注意ください。!!
必ず、最後までお読みください。
【商品の状態】 ヤフオク出品されている大型ストア様から美品可動品、エッジ破損無し通常動作可となる物を競り購入、
エアキャップ巻きのまま、保管棚に保管しているものになります。
使用状況: 当方が使用していたことは無く、空調の利いた保管室にての在庫です。
外観 :ストア様のご説明通り、L、R2本とも、全体的にかなりきれいな状態をキープしていて、
当館基準でGOOD評価のスコアです。
スピーカー、スピーカーユニットで重要なポイントになる、経年劣化によるエッジ劣化、破損は、
これもストア様のご説明通り、目視で確認出来ません。
このエッジですが、見た目的に、よく使われるウレタンではないようです(一目瞭然、っぽく)。
又、ゴム系でも無いようで(ちょっと触ってみるとわかります)、
当方の見た目では布系のクロスエッジではないか、と思えました。
触った触感もサラサラした感じです、ゴム系の中にあるネバネバも硬い質感もありません。
しかも見た目、エッジにあるシワやたるみは布製のそれです。
2本とも同様で、オリジナルのA38がウレタンを使っていたとしたら、劣化していて当然なので、前オーナー様の
メンテナンスで布クロス系エッジに交換しているのではないか、と思われます。
仮にエッジ交換が行われていると考えて、
見た目ではこれがそもそものオリジナル、と言われてもおかしくないルックスの仕上がりになっております。
取って付けたDIY感は無く、自然でとてもきれいです。この出来からすると、或いはプロ・ワークなのかも
しれません。(以上、すべて私見)
裏面を見ても、当方の観察眼では、特段のダメージらしき箇所は見当たりません。
(磁気回路がとても大きいので<38センチ級なのでトーゼンですね>非常に重く、取り扱いに細心の注意を要しま
す。)
1つだけ、ダメージ箇所があり、片方の振動版の大きな羽のようなコーン紙部分の1か所にあて傷があります。
面積はさほど大きくはないのですが(私見)極く短い線傷のある箇所があります。(画像10)
破れて穴が出来ているようなダメージでないのは写真の通りで、
それは見た目にどこにそんなのがあるのか、顔をグンと近づけて、
人によっては虫メガネやハズキルーペでも使って探さないとわからないかも知れない(大げさ
か)レベルではないか(私見)と思うくらいで目立たないので、初めはまったく気がつきませんでした。
これ以外は、目視では確認出来ず、
振動版を支える周囲の金属の裏側に擦れによる塗装落ちは、きもち一部にあります(画像9)が、
SP作成時、キャビネットに埋まってしまうことだし(私見)製造年からして状態良好と判断しております。
(以上すべて私見)
試聴: 試聴といってもWOOFERウーファーなので、音出しが出来るかどうか、だけのチェックになります。
これもストア様のご説明通り両方とも音出し可能〇でした。
チェックは、両ユニットのSP端子に通常通りSPコードをつなぎ、リファレンスからCD音源を流す、という形で
行い、間違いなく出音出来ており、こもった感じの音でもなく、SPの低音~重低音を担ってもらう様に
チャンデバやネットワークを使って豪放豪快なフロア型やスーパーウーファなど、この機ならではの
実力を発揮してくれそうな予感を感じるユニットです。
SP端子は接続の容易確実なプッシュ式になっております。
==国産の物量型巨大ユニット==
めっきり少なくなった巨大ウーファーユニット。18インチ、38センチともなるとそれを駆動させるための磁気回路も
ハンパない大きさです。
当方は自作派という訳ではないので、知識も経験も薄弱そのものなのですが、興味だけはシンシンと持っていました。
オーディオマニア内では、自作と言えば先ず第一にSPシステムが頭に浮かびますね。
アンプ自作のような電子工学の知識が無くても腕と体力と根性で。。は、ちょっと言い過ぎですが、
机の上に乗る卓上型から、果てはリビングを席巻するフロア型まで多種多彩、日曜大工の楽しさも手伝って、ファンの多き
趣味になるのではないでしょうか?
自作SPで有名なのは今は亡き故長岡鉄男(オーディオ評論家)氏を連想する方は多いでしょう。
かつて長岡鉄男氏の講演を拝聴した際、御大である長岡鉄男氏は
「自作SPのコストパフォーマンスや費用対効果を考える時、小型のSPなら今やメーカー製品に逆立ちしても勝てない。
しかし、フロア型などの、システムが大きければ大きいほど、自作SPのコスパはメーカーのそれを抜き絶大なものになっていく」
という様なお話をされていらしたのを覚えております。
ねじり鉢巻きをさせた方が良くお似合いになりそうな頑固一徹、職人気質っぽい風貌からはちょっと似つかわしくない繊細で、
少しハイトーンのチャーミングなお声に、多少ガクっとなりつつも、
なるほど、とつぶやいたりしていたものでした。
会場は当方が行った先はいつも満員で、真剣に目を凝らしながら長岡氏のお話を一言も聴き洩らさないとするかの如く
シイイイン、、とする様は、昨今の地球環境を考えるシンポジウムよりずっと張りつめた雰囲気で、
咳払いひとつさえ、ためらわれる感じでしたが、時折、長岡氏が冗談を言われると爆笑が起こるので、若輩者の当方には
それが(中年の、経験の豊富そうな視聴者の方の多い中で)唯一の救いでございました。
それほど、当時より、又現在でも、長岡氏のSPクラフトワークに魅力を感じるファンは多いのだと思います。
(もちろん、当時はもとより現在にも、多くの知見やクラフトの楽しみをファンへ教えてくださる評論家の方々は多数活躍されて
いらっしゃいます)
余談はさておき、
当時、売れ筋は小型のブックシェルフSPで、大型になっても4キュッパ~5,6キュッパ(当時の価格で49800~69800)が
売れ筋、それより小さなSPも価格を凌ぐ魅力にあふれた製品が多く、メーカーの稼ぎ頭になっておりました。
そのくらいでフツーの感覚ならすでにおつりがくるくらいのハイファイ音が楽しめたはず、なのですが
孤高を極めんとするオーディエンスの探求心を満足させるには至らず、地の底を這うような重低音やピタッと焦点の合った
定位感、音場感を求めだすと次元が変わり内容積の豊富なフロア型に。しかしそうなるとメーカーは製造コストが
売れ筋の比ではなくなります。専用に吟味した素材調達からプレスの際の金型まで専用の工作機、特大の箱も専用のライン、
場合によっては手作業で、と、それだけで値段が高くなり台数稼げない、
すると売れる数で割った1台あたりにかかる製造コストが跳ね上がるので更に値がつり上がり桁違いに。
ゴっキュッパでこれだけ作れんだからデカいのだって、、と思いきや、上に向かって枠をはみだすと、そこはもう違った世界なの
です。(メーカー<当時>製品においてウーファー口径31㎝搭載SPと38㎝搭載SPでは、次元も価格も、ついでに言うと
エンクロージャーのデカさもまるで別世界なのでした)
そこで、長岡氏の講話の様に、ならば自作を考えると、ユニットを用意し自作で箱作り、ネットワークもDIYで作っちゃって、
自分の理想たるフロア型を、製造メーカーの値付けのようなべらぼうな金額よりもずっと安価で実現出来る。。
凝りたい箇所も自分次第、
当時は今と違って有名メーカー製造のSPユニットも小から大までそれなりに豊富でした。
このPIONEER パイオニアPW-A38 三八ウーファーは強力なマグネットを擁し、重量が10キロを超え(1台)る力作、との
ことで、これだけ程度の良いユニットは現存数からみてもはや希少、の部類に入るのでしょう。
最近では38㎝のウーファと言うとカーオーディオのサブウーファーくらいにしか需要が見込めず、
ピュアオーディオにおいてもネットワーク等でデバイディングする純粋な、
(「サブ」ではなく)ミッドもツイーターもある中のウーファー、としての開発コンセプト製品はと言えば、
当該事情に疎い当方には聞いたことの無い海外メーカーのものくらいしか(毎度、忌憚なく話滑らせております)
見当たらない、お寒い状況になってしまった模様です。
当方には今でもJBL4343や4344が憧れですが、出来合いを買うでなく、我が道を行く気骨と開拓精神ありありの
クラフトファンの方に、ぜひご活用頂きたい逸品と存じます。
※DIYコーナーのためにパイオニアのリボンツイーターユニット(自作用ユニット単品販売品)も、
たしか在庫にしていたはずなので、そちらも追々、出品ご紹介させて頂きたく存じます。
注意事項:
<!!但し、上記の一切は私見であり、短時間の簡易チェックのみですので、変化する可能性もあるので、上記を含めた
一切の性能、動作、コンディションなどの保証は出来ません。(他の大多数の出品者様の中古出品物と同様です。>
又、稀に落札品のボディカバーを取り内部をいじった上、不良品とクレームをつけてくる事案があるそうですが、当方は
筐体の内部は一切手をつけておらず中も見てはいないので(自分の出品物は全て同じく)把握していません。
当方は素人ですので内部構造など詳細はわかりかねますし、自分で筐体を開けたりは一切致しておりませんので(そもそも
取説等にも「お客様への注意、購入後の危険行為として禁止」とされている場合がほとんどと思います)
本体内部未確認、又当該出品物の全ての機能はチェックしていません。従いまして本体内部の状態についても
一切保証出来かねます。
上記の事由に依りまして、こちらの機種はジャンク扱いとさせていただき、ノークレームノーリターンでお願い致します。
これら上記の事を全てご了承頂いた方のみ、ご入札をお願い致します。
※又、輸送事故によるトラブル等に関しましては、当方は関与出来ませんので輸送業者様と直接ご相談をお願い致します。
ご希望により、一定の保証もつけられます。ご相談ください。
当方は輸送事故防止の観点より、出品物には全て<全方位ガード梱包>を基本に梱包させて頂いて
おります。その関係で、梱包体積が一回り大きくなる場合がございますが、何分にも不測の事態回避の一環として
ご理解、ご協力賜ります様、よろしくお願い申し上げます。
※振動版は特に、潰れないように、工夫したガードを施させていただきます。
輸送業者様としてはヤマト運輸、ゆうパック、佐川急便などを予定致してございますが、
誠に勝手ながら、当方都合にて、選ばせて頂き、落札者さまには、その都度、仔細をご連絡させていただきます。
但し、受取日時などのご都合に関しましては、落札者さまのリクエストがございましたら事前にご相談ください。
お手渡し、などの取引形態は、こちらのお品に関しましては、基本的に承っておりません、どうぞご了承ください。
※追記でお伝えする事が、まま、ありますので、恐縮ですが最後に追記が入っていないか、その都度ご確認をよろしくお願い
致します。
不明点はご質問ください。